ありとある 悪を作さず ありとある 善きことは 身をもって行ひ おのれのこころを きよめんこそ 諸佛(ほとけ)のみ教えなり 古来より有名な一句です。漢訳ではこうなります。 もろもろの悪を作さず もろもろの善を奉行す みずからその意を浄くする これ諸佛の教えなり 室町時代の禅僧一休さんの有名な掛け軸(墨跡)にも 「諸悪莫作 修善奉行」と奔放で豪快な書があり、よく知られています。