法句経の言葉

「その報(むくい)よも われには来らざるべし

かくて思ひて  あしきを軽んずるなかれ

水の滴り したたりて

水瓶(かめ)をみたすがごとく

愚かなる人は

つひに悪をみたすなり

漢訳

小悪を軽んずる莫れ

以て殃なけんとす

水滴微なりと雖も

漸く大樹に盈つ

凡そ罪の充満するは

小積よりなる

久しぶりにダンマパダからの引用です。法句経はいわば「論語」

のような人生訓をまとめたものである。(法句経 友松圓諦編著)

・経典中、最古の警句集である

・失望せる者にとって忠告と激励の聖書である

・いかなる家庭にも常備すべき聖典であるばかりでなく、万人の

ポケットに用意すべきバイブルである

仏教なんて無味乾燥でおもしろくない。そんな先入見をもっておられる

人も一読すれば驚くことでしょう。

ぜひ機会をみつけて実際に手に取ってみてもらいたいです。