『画論』を書斎から引き出して読み始めました。あの天才画家村上華岳の著書です。画集も手許にあるので 改めて読み始めました。内省的で求道的な書物ですので、これが画家の心中なのか疑いもないのではない のですが、八木重吉をおもわせる純粋的な点もあるようです。まだ三分の一程度しか読み進めていません が、最後まで読み切ってしまいたい。 制作は密室の祈り 画業と宗教的解脱の一致をこよなく追及した華岳の内面を知る絶好の一冊です。