あの暑かった真夏の日差しもいまではすっかり影をひそめました。それにともない境内の栗の木には
栗の実がたわわになり、毎日栗が地面に落ちています。毎朝の仕事になっているのですが、その
イガイガの落ちた栗を掃き集めます。弾けて出た栗を拾いあつめておくといつのまにかバケツ一杯にも
なってしまいます。当分は栗拾いの日課が続きます。
栗の皮むきに使う道具。百円ショップで購入できます。此れを使うと簡単に皮むきができるので
便利アイテムなのです。
栗は幕藩時代には武家の縁起物として重宝されました。勝ち栗として酒席ではめでたい作物なのでした。
戦場にでて戦をした場合に「これを食べて絶対勝つぞ!」そんな縁起をかついたのでしょう。勝負の決着は
作戦通りにいかない場合が多いのでしょうから、ちょっとでもいい縁を利用したくなるのも無理ないことかも。
トンボもそういった意味で武家の甲冑などに描かれたり、彫られたりしました。トンボは勝ち虫として
栗同様に武家愛好の虫だったようです。