出雲の風外さん

『出雲の風外さん』が好評展示中です。といっても、島根県出雲市のことですがね。風外といえば、幕末の宗門
屈指の名僧です。その風外がもっとも画業に精を出した地域が出雲なんです。

この展示は風外の“ 來雲200年記念 画禅一如 出雲での足跡”と称した記念展示です。先日長年風外研究
をされておる西光寺(愛知県豊橋市)様よりその図録が贈られてきました。今月16日から来月29日まで開催中。

ああ、ぜひ出かけてみたいものです。風外は原坦山にとって終生の恩師でした。坦山は磐城平出身の禅僧
として知る人ぞ知る明治を代表する禅僧・仏教学者です。明治初年の宗門の中枢で大活躍された禅僧たちは

ほとんどといっていいほど、風外門下で切磋琢磨して禅境を練った経験をもっていました。その源流に屹立
しているのが風外なんです。 おもいきって、島根まででかけたいよ~。

本高風外老師とは

風外の生涯